わたしの人生のテーマは光と闇の統合
自分の中のネガティブ性、エゴの部分(嫉妬、劣等感、怒り、自分を認めてほしいなど)と
ポジティブな自分(誰かに優しくしたいと思う自分、感謝できる自分)のバランスをとる
でも、それって具体的にどういうことなんだろう?とずっと感じていましたが、
きっとこうゆうことなんだと思います。
ここからは想像してみてください。
あなた自身、こころの中でもいいですが、家に例えます。
あなたのリビング真ん中にはとても太く、黒い、柱があります。あなたは、その柱がとても嫌い
その大きさ、色、形、ある場所、、、全部気に入りません。
「なんでこんなに真っ黒なの、全然好みじゃない」
「せっかくのリビングにこんなひときわ太い柱があるなんて、ほんとに邪魔」
「これがなくなればとても素敵な家になるのに」
あなたはその柱が不満でずっと文句をいっています。
気になって気になって仕方ありません。
でもどうでしょう?
家の中を見渡してみてください。
冷蔵庫を開ければあなたが大好きなフルーツがあったり、
あなたの趣味のグッズが置いてあるスペースがあるかもしれない
窓を開ければ外には庭や、青空が広がっていたり、
玄関に目を向ければ、そこから時々あなたの家族や友人が入ってきて楽しい会話を楽しむことができる
でももしあなたが、嫌いな柱の前にしかめっ面で腕を組んで一日中にらめっこをしていたら
あなたの家にあなたを笑顔にする、好きだなと思えるものが他にたくさんあることに気づくことができません。
お風呂にゆっくり入ってくつろいでいるとき、
柱は変わらずリビングにありますが、あなたの意識にはありません。
それは柱がないのと同じ事です。
もし、その大嫌いな柱をなくなってしまえて!とのこぎりで切ったら、
あなたという家全部が崩れてしまいます。
その大嫌いな柱もあなたの家の大事な一部なんです。
時計やお皿や玄関のくつ、テレビ、、、ほこりさえも含めたすべてで
あなたという唯一無二の家を形作っています
でも、お気に入りのソファに座って大好きなコーヒーを飲んでいるときでさえ
無性に柱が気になって仕方ない、そんな日もでてきます。
そんな時は、「そうだった、そこにいたんだよね。でもね、わたしは今ゆっくりコーヒーを飲んでいたいの。あなたはずっとそこにいていいからゆっくりやすんでいてね
ありがとう」と、そのままそこにいさせましょう。
するとまたあなたは柱を忘れてゆっくりコーヒーを飲むことができます。
ずっと柱に注目しつづけるのではなく、あなたの家の他のものに目を向けてください
そうしたら柱はあるけど「ない」、そんなふうになります。
これが私の光と闇の統合、ありのままの自分を受け入れるです
自分の中のいやな部分に目を向けてずっと考え、無くすことに力を注ぐのではなく、
好きなところ、これが自分!と思う部分を選択しただ表現する
そうすると自然といやな部分もあるけどないということになり、結局なくなります。
その嫌いな部分も必要だからそこにある。
それを証拠にその嫌いな部分があるから経験したこと
感じた感情があるはずです。その経験はあなたという人間の幅を広げてくれる
大事なものなのです
だからそれを排除してしまったら、あなたはせっかく完璧だったのに、
完璧じゃなくなっちゃうかもしれません。